組織の責任、個人の責任

大学生がテーマパークで迷惑行為を繰り返したため、大学側が謝罪の記者会見を開いたことに対して、おかしい、個人の責任であり大学が謝罪することではない、というブログの記事があった。

ある面では理解できるが、かといって、大学側が問題を放置してよいのか、というと、違うと思う。

大学も、その人物の所属する組織である以上、責任は伴うのではないか。

逆のケースを考えてみる。

東京電力。

組織として、責任を負わなければならないのは当然である。

ただ、従業員一人一人はどうなのか。

全社員が関わっていたわけではなくとも、その組織に所属する個人は、肩身の狭い思いをしている。

組織に所属するということは、それによる恩恵を受けると同時に、リスクもはらむ。

組織が個人を採用することにより、個人の力を組織に注ぎ、成長させると同時に、リスクもある。

それを覚悟で、組織は個人を入学させ、あるいは採用し、個人は組織に所属するべきだと思う。

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