Facebookの「誕生日告知機能」について

以前、ある大切な方から「日本に帰国するからぜひ会いましょう」とメッセージを戴いた。たまたまその日が私の誕生日だったため、大量のメッセージに埋もれて見逃してしまい、せっかくの貴重な機会を逃して会えずじまいになったことがあった。以来、Facebookの誕生日表示をはずした。今月の誕生日はとてもシンプルだった。

私のように、特徴的な日が誕生日であっても、しっかり覚えてくれている人は限られている。Facebookは、ご親切に誕生日アラーム(告知)機能をつけているから、皆、それに反応して「あ、送っとかなきゃ」と思い、カチャカチャとキーボードの上で手を動かし、5文字か10文字、無機質に打ってるだけじゃないのと感じた。大量にメッセージを受け取ることを自画自賛する人もいるようだが、日頃つきあってもいない人から義理の「おめでとう」をもらっても、真意を大切にする人なら嬉しくもなんともないと思う。そう思ったら自分も送らなくなった。

14年半勤めた会社を辞める日、感慨深い思いで決意表明を書いた。その一生に一度の投稿に対して「おはようございます。今日もよい一日を」とコメントしてきた人がいた。Facebookには「おはよう」や「誕生日おめでとう」を言い合うのが好きな方たちがいる。Facebookの使い方は人それぞれ。否定はしないが、それが好きなら好きな人同士でやって頂ければと思う。

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