東京都、東麻布のスーパーマーケット「日進ワールドデリカテッセン」。
ここの3階に、賞味期限が近づいた食品を売るコーナー「もったいないエコサーキット」があります。
一般のスーパーマーケットにも、普通の売り場の中に、見切り品のコーナーがあったりしますよね。
ここは、普通の売り場とは別に、3階のお酒コーナーの片隅に設置してあります。
一般のスーパーだと、売り場の中に一緒に設置されていることが多いですよね。
ここ、日進ワールドデリカテッセンの「もったいないエコサーキット」は、ケース単位で販売されています。
私が見たときには、輸入食品が多く置いてありました。
これは知り合いの輸入食品企業から聞いている話ですが、日本に製造拠点を置いている企業と違い、輸入企業の場合、ある程度、事前に見積を立てて、まとまった数量を輸入するので、もし、小売店で納品してくれない事態になると、大量に余ってしまうこともあるそうです。
輸入食材というのは、ロスになりやすい食材と言えると思います。
今回、私が購入したのは、主に菓子です。
写真、左手にあるクラッカータイプのラスクは、なんと!30円でした。
ハート型のケースに入っているチョコレートの賞味期限は、一年先・・・・2016年1月の時点で見て、2017年1月の賞味期限でした。
食品業界の商習慣「3分の1ルール」に照らし合わせたとしても、賞味期限がまだ一年あまっているって、ずいぶん長い気がしますよね。定価で売れるのでは??これ買ったとき、バレンタインデー前でしたし・・・・いろいろと事情があるのでしょうか。
それでも、このような思い切った取り組みをするスーパーマーケットは少ないと思います。
さらに理想を言えば、「欠品ペナルティ」をなくすこと(メーカーが小売に納品できなかった場合、店ごとに罰金を払う仕組み)
欠品が起こって、商品棚に並んでいなかったとしても、消費者側が立腹して店にクレームをしないこと、
など、
小売・製造・消費者など、さまざまな立場で皆が変わっていく必要があると思います。
日進ワールドデリカテッセンは、最寄り駅「麻布十番」駅から歩いて3〜5分程度。
イスラム教徒の方々のための「ハラル」対応食も多く置いてあります。
興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。
日進ワールドデリカテッセン
2-34-2, HIGASHI-AZABU, MINATO-KU, TOKYO 106-0044 JAPAN
〒106-0044 東京都港区東麻布2-34-2
TEL 03-3583-4586
SHOP HOURS (営業時間)
AM 9:00~PM 9:00
OPEN 365 Days
年中無休
http://www.nissin-world-delicatessen.jp
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