海を渡った故郷の味

書籍「海を渡った故郷の味」。

日本で暮らしている1万人以上の難民のことをもっと知って頂きたい、という思いから作られた本です。

  

マッコーリー・グループ・ジャパンさんが、資金提供はじめ、さまざまな面から協力してくださって完成したそうです。

2013年2月に初版が出てから、着実に刷数を重ねています。

本の発行者は、認定NPO法人 難民支援協会。

難民支援協会は、日本に逃れてきた難民を支援するため、1999年に設立されました。

日本にいらっしゃる難民から、年間15,000件以上の相談が寄せられるそうです。すごい数ですね。

専門スタッフの方々が、難民一人ひとりへの法律面、生活面での支援をおこなっているとのこと(この本の裏表紙に団体説明あり)。

また、相談や支援にとどまらず、制度改善のための政策提言や調査研究、情報発信をおこなうなど、日本の難民保護を目的として、総合的に取り組んでいらっしゃいます。

難民支援協会は、2012年に開催された、第一回エクセレントNPO大賞で優勝した団体です。当時、私も広報を担当していたNPO、セカンドハーベスト・ジャパン(2HJ)の奨励賞受賞で表彰式に出ており、代表理事の石川えりさんとお話する機会をいただきました。

日本は難民申請しても認可される割合が他国よりも少ないです。そのため、仕事を得ることができず、食べるのに困っている難民の方もいらっしゃいます。そこで、フードバンク活動をおこなう2HJと難民支援協会とは、地道に連携して協力しあっています。

認定NPO法人 難民支援協会のホームページはこちらです。
https://www.refugee.or.jp

また、この本のホームページはこちら。本の立ち読みや購入も可能です。
http://www.flavours-without-borders.jp

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