パルシステム埼玉 全職員集会で140名に食品ロスの講演

2016年1月23日

パルシステム埼玉さんが年一回開催する全職員集会で、140名の方に食品ロス削減のための講演でお話しました。 
前日に東京のパルシステム本部で講演したとき、会場のがおっしゃっていましたが『廃棄食料問題で、転売された小売やメーカーが被害者面するのはおかしい』と。私も同意見です。


廃棄を依頼する企業が破砕・分解・解体し、食品として流通できない形で出してさえいれば、今回(に限って)の問題は起こらなかった。世の中、悪事をはたらく個人や業者がゼロになることはないですから。自社のブランドは自社で守らなくては。ましてや、万一、子どもが食べたら危険なものだったので、転売されるリスクのある形で決して出さない、健康被害を防ぐのが、作った(売った)企業の責任と考えます。


食品製造のベテラン数名にこの問題について伺いました。


『勤めていた企業では必ず分解して出していた』
『そのまま何もせずに出すなんて信じられない』
『リスクのあるものは商品価値を無くしてから廃棄処理業者に出すのが世界共通の品質管理基準だった』
とのことでした。われわれ買う側も、買うという行為は、その企業を支持することだと思って慎重に選ばないと。

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