誰のために働くか

父が40代で亡くなってから
「長生きしたい」と
いつも言っている母。
いつになく気弱に
「長生きすると困るかも・・」と
私と弟の前でつぶやいた。
実家は、二階建ての一戸建て。
私からも弟からも離れた場所。
部屋6つ。
母一人で住むには広過ぎる。
そこで
その家を貸し、
弟家族のそばに
マンションを借りて
住んでいる。
マンションの家賃は、
貸している家の家賃を
充てている。
だが先週、
貸していた一家が
家を新築して
退去してしまった。
母のマンションの家賃は
これから
毎月持ち出しになってしまう。
母いわく、
「長生きしてしまうと家賃が足りなくなる」と。
すぐ近くに
住み心地のいい住まいを
何の心配をさせることなく準備してあげられない
自分の不甲斐なさを感じた。
母のために、
もっと働こう。
My thoughts on my mother
She lives alone
I and my younger brother would like to prepare the house for her
Attached photo is shot at Venezia, Italy

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