数ヶ月先まで予約一杯、大人気のキユーピー マヨテラスへ‼
Visited Kewpie Mayo Terrace !
食品企業の月一の勉強会、”葵会”(あおいかい)の活動の一環です。今月は私が幹事役でした。
葵会は、1970年(昭和45年)に創設された会です。働く女性が業務時間中に外に出て勉強•交流することが叶わなかった昭和40年代、我々の先輩方が6名で立ち上げ、45年間脈々と続いてきたと伺っています。けろ時代(ケロッグ時代)、2006〜2007年の二期、会長を務めました。会員は20〜70代まで幅広く、食品企業同士の横の繋がりや学びが得られます。なぜか現会員は女性ばかり。女性の会はライフステージの変化により長く続きにくいそうですが、葵会は、次の節目である50周年を目指しています。
昨日、キユーピーさんに伺って、興味深かった点を挙げてみます。
*物流に関しては、自社の物流会社がつかさどっている
*キユーピーさんの製造所記号で「G」と書いてあれば、五箇工場のこと。
Iと書いてあれば、大阪の伊丹工場。
*卵殻も無駄にしない。土壌改良剤などにも使われるし、タイルやスタッドレスタイヤ、エコチョークにも使われる。
エコチョークは、チョークの粉を学校の花壇にまいて肥料として使うこともできる
*卵殻膜は、コラーゲンが含まれているので、化粧品にも使われる。
*宇宙食にもマヨネーズが採用された。宇宙では浮いてしまうので、マヨネーズのキャップ部分にマジックテープがついている
*小学生などに理解しやすいように、マヨネーズ生産量を「富士山に並べて積み上げたとすると富士山56個分」という表現をしている
*おいしさロングラン製法を導入することにより、賞味期間を、7ヶ月から10ヶ月に延ばすことができた。
ボトルは10ヶ月だが、瓶は酸素が入りにくいので12ヶ月。
*JAS規格で「マヨネーズ」と呼べるものは、赤いキャップのものと黄色いキャップのもののみ。
(黄色いキャップとはからしマヨネーズ)
油が65%以上でないとマヨネーズと呼べない。
*中国には甘いマヨネーズがあり、フルーツサラダに使う
*マレーシアはイスラム教徒が多いので、ハラール認証がついている
インドネシアでも家庭用の生産がはじまり、ハラール認証がはじまる
*イスラム圏では「裸」をみせるのがだめなので、キユーピーちゃんは、からだを見せず、顔のみロゴに入れている。
*「天使」を彷彿させ、偶像崇拝にあたるので、キユーピーちゃんの羽根も取ってあらわしている
*創業者は、女子学生のスタイルが洋風になってきた時機をみはからって、マヨネーズ(洋風の食品)を発売した
(タイミングを待っていた)
*創業者は、イギリスでオレンジマーマレードに出逢い、それがアヲハタのジャムにつながった
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