外山滋比古さんの著書。
「リンゴも人生もキズがあるほど甘くなる」
帯の言葉:
「厄介なことは忘れるに限る」
「失敗のない成功は危ない」
「生きるとはきれい事じゃない」
「キズがあってかえっていいこともあるのが人間の不思議」
「無キズはキズに及ばないことがいくらでもある」
「キズのついたリンゴ。なんとかそれをかばおうとして、力を出すのである。無キズのリンゴよりうまくなるのである。キズのないリンゴだってなまけているわけではないが、キズのあるリンゴのひたむきな努力に及ばないのか。人間にも似たことがある。」
帯の言葉を読み、救われる思いがしました。
キズがあってもいい。
いや、キズがあったほうが、いい。
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