いつかはこんな本を書いてみたいと願っています。
稲盛和夫さん著「君の思いは必ず実現する」
稲盛さんのような人ですら、志望していた大学にいけず、入った「オンボロ会社」では同期が次々と辞めていく、という経験に苦しんだことがある、と知ると、私なんてまだまだ・・・という思いになります。
私自身も、いじめやうつ状態になるという経験をし、いまは大学で講演を頼まれたとき、本来のテーマ(たとえば食品ロス削減)と並行して、自分自身のキャリアや来し方を話すことがあります。
そうすると、たとえば、浪人生活をコンプレックスや「回り道」と思っていた学生が、「あれも自分にとってのいい経験だった」と思えるようになった、という声を聞いたりします。
次に続いていく世代に自分の体験、それも成功体験ではなく、挫折や失敗体験を共有することで、彼らの学びになる。
人生は、スムーズに成功だけを繰り返していくことがいいことなのではなく、つまずいたとき、いかに這い上がるか、に価値があるのではないでしょうか。
コメントを投稿するにはログインしてください。