東京大学大学院日記(44)

2013年6月17日15−17時、林直樹先生「撤退の農村計画」。

農学部7号館B棟231−232。

「日本人はどうしても職人芸になってしまう」という考えかたが面白かった。

「そこそこできる人を量産する」

これは、中国や海外の考え方。

とりあえずのレベルまで持っていって、まずは出す(e.g.発売する、など)。

これまでは「理想の姿を目指す」だったが、今後は「選択肢を減らさないことを考える」など、学生へのメッセージが面白かった。

質問もたくさん。

ある方がおっしゃっていた「リアルに(達成するに)はどうしたらいいか」というコメントに共感した。

このプロジェクトは省庁横断型。

ひるがえって日本の省庁を考えると、連携がとれない、とりにくい、とらない?

現実問題、どうするのか、という質問。

6限目は放射性物質に関する授業。

農学部1号館8番。

森田茂紀先生。

被災地における農業再生のデザインについて。

被災地での雇用創出は必要。

2年3ヶ月が経ったが、問題は山積。

被災地の方から、震災で儲かった会社の悪事を聞いた。

儲かり過ぎて困るので、使わなくてよいお金を使っているとのこと。

内容をすぐ書くと「デマだ」「噂にすぎない」という意見が出るだろうから、まずはエビデンスをつかむ。

そして、事実を公開する。

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