東京大学大学院日記(19)

2013年5月9日、18時30分から20時10分まで、食の安全ゼミナール。

場所は農学部1号館8番教室(2階)。

講師は、内閣府食品安全委員会の機能性食品部会の代表でもある、清水誠先生。

テーマは「食品中に含まれる有害化学物質に対する生体の防御機能」

農学系にいても、食の出身者としては、やはり食の授業が面白い。

特に、食べることがバリア機能を高めるという内容が興味深かった。

人間、100%安全なものを食べ続けられるわけではないので、時には異物や有害物質を口から摂取してしまうこともある。

そんなときでも、物理的バリアや科学的バリアを用いて、人が安全に安心して生きられるための機能が腸内には備えられている。

かつ、人間が食べることで、食品に含まれる成分を活用し、バリア機能を高めることができるということ。

それを人々が知ることで、ますます「食べること」の重要性を認識し、生活の中でのプライオリティが高まると思う。

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