本日2月28日は東京マラソン開催日です。毎年人気のマラソン大会ですが、今年は30万人以上が応募し、競争率11.3倍と、過去最高の競争率だったようです。ランナーの順位や独特の衣装などに注目が集まると思いますが、実は、ランナーのための飲食物を準備するにも苦労があります。初回は、飲食物が足りなくなってしまい、後から来る人の食べ物がなくなり、コンビニに駆け込む事態になったそうです。翌年からは増やしました。そうしたら、今度は余ってしまう。。。そこで、2009年から、東京マラソン事務局とフードバンクが協力し、ゴール地点でトラックで待機し、余った飲食物を引き取り、炊き出しや生活困窮者のために役立てることにしています。このことは、マガジンハウスの雑誌「Tarzan (ターザン)」でも取材、掲載していただきました。大きなイベントの裏側にある食品の需要と供給のバランスにも目を向けて頂けると幸いです。