弱い立場の人を慮る思いやりのこころを持つ

台風のため、2日延期で明後日11日(月)から開幕することが決まった甲子園。

主将の決意として星稜高校(石川県)が「負けたチームの思いを背負って、一つでも多く勝ち上がりたい」と語っていました。負けたチームのことに言及していたのは、全国でこの一校だけでした。
県大会決勝で、8-0から9回裏で逆転され、甲子園出場を目前で逃した対戦相手(小松大谷)を慮ってのメッセージと思います。

人間的に優れた人の要素はいくつもありますが、その一つは「(社会的に)弱い立場の人の痛みを慮る 思いやりのこころを持つ」ことと考えています。

社会的に弱い立場のある人だけでなく、弱い部分は誰もが持っています。
どんなに自由奔放に見えても、どんなに行動力溢れているように見えても、その人は、大きな喪失感を抱え、それを埋めようとして必死に生きているから傍目にはそう見えるだけかもしれません。

弱い人、負けた人を思いやることのできるこころを持つ人になりたい。
おもてには出さない、人の弱みや痛みを察し、慮ることのできる人間でありたい。
見えないものを見ることのできる人間、たとえ見えなくても見ようとする努力をする人間でありたい。わ
そう思いました。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください