看板に頼らない、ぶら下がらない生き方

昨晩は表参道で「外資FMCGを元気にする会」でした。メンバーのお一人が還暦を迎えるということで、還暦祝い。私はもうとっくに「外資」ではないんですが(あっ、セカンドハーベスト・ジャパンもいろんな国籍の方が集まって来るし、日英情報発信で外資みたいなものかも)We celebrate Mr.Kondo’s 60th birthday

日本で初対面の人に自己紹介するときは、「○○の井出です」と、自分の名前よりも所属先を先に言う習慣がありますが、海外では、まずファーストネームかフルネーム Rumi Ide を名乗るのではないでしょうか。名刺交換も必ずするわけではない。

生まれてくるときには「○○のなんとかです」という枕詞がついてわけではなく、誰もが名前もない状態で生まれてきます。それが、赤ちゃんから成長するにつれ、そういう所属先の「看板」がないと箔がつかないので、名の知れたところを目指したがる傾向を感じます。

看板がはずれた途端、人が寄り付かなくなる。そんな人生は寂しいですね。看板なくても勝負できるような実力を磨いていきたいです。また、看板ない(なくなった)自分でも受け入れてくださる人と、おつきあいを続けていきたいです。

語句の説明:
「FMCG」とは、Fast Moving Consumer Goods の略です。食品、飲料、化粧品、日用品雑貨など、日常生活で欠かすことのできない、比較的、低価格帯の商品を指します。日本には、およそ150の外資系FMCG企業があり、そこでは 約 30,000人が勤めているそうです。




コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください